こひのブログ~マッシュで出かけよう~

キャンピングカー・マッシュとマツダデミオの記録

事故直前

数日前の出来事。
マッシュでなく、デミオでの経験です。
 
朝通勤時、この日は道路が氷のようにツルツル滑る日でした。
秋田市の通称横山金足線を北上していました。
秋田市東部の幹線で、片側2車線、中央分離帯があり、そこは雪の山。歩道側も雪の山です。
私の前を黒いフィットが走っていました。車線は右側、中央分離帯寄りでした。
中間くらいの距離の左側車線には白い車が走ってました。
 
前のフィットの後輪がずるずる滑るのを見て、私はスピードを緩めました。軽いエンジンブレーキ状態。
フィットはお尻をゆっくりと左に振ると、途中から急に滑り、前を中央分離帯の雪に突っ込んで横向きで止まりました。
 
それを見て、左側を走っていた車は、逆に左を向いて歩道側の雪山に突っ込みました。
結果から言うと、その白い車は、冷静に直進していれば、左側をすり抜けられたと思います。
 
私の目の前に黒いフィットが迫ってきます。
ブレーキを軽くかけても、ABSが効くだけでスピードは落ちません。
左の白い車が、フィットの左をすり抜けて行ってくれれば、ハンドルを左に切って同じところをすり抜けていけたでしょうが、左車線も白い車が横向きで止まっているわけです。
 
このままいくと、フィットの運転席後部のあたりに正面からぶつかって、両車ともへこんで、警察を呼び、保険会社に連絡して、手続きやらあれやこれや、いろいろ大変だなあって頭をよぎりました。
ああ、そんなのは嫌だ。止めるしかない!
 
私は静かに右にハンドルを切って、滑るので静かに、何回かに分けて。
前輪はグリップしてくれて、車は右を向いて中央分離帯の雪山に乗り上げて前部を突っ込んで横向きで止まってくれました。
 
止まってくれた。胸をなでおろして、前が壊れていないか少し心配でしたが。
少しすると、前のフィットはバックして切り替えして、何事もなかったように走り出します。
左側の白い車も。
では、私も、何事もなかったように、バックして、また走り出しました。
 
雪道を走っていると、時々、左の雪山に刺さった跡がありますが、まあ、そういう意味ではよくあることで。
 
後で点検しましたが、車は大丈夫でした。
 
今日はそんなとこ。